天候に左右されない効率的な現場づくり
土木建設現場では、納期を守るためや予期せぬ天候の影響で、しばしば週末にも働かざるを得ない状況に追い込まれることがあります。
毎年のことだからそんなの当たり前!と、雪国に住む方なら思われるでしょうが、特に雪が降る時期は、天候の変化が作業計画に与える影響は大きく、除雪や凍結対策などに時間が割かれがちです。こうした現場での効率化を実現し、週末に休む時間を確保するためには、適切な建設機械アタッチメントの活用が重要です。
そんな時に現場の味方となるのが、厳しい条件での使用を想定して設計されている、MBクラッシャーのアタッチメントです。
工期厳守や、工程管理が厳しくて休めない、結果的に週末にも働く、などということにならないよう、MBアタッチメントを有効に活用しましょう!
破砕とふるい分けのコンビ作業
冬の季節には、雪が積もると除雪作業が必要になったり、雪や低温によって資材や廃材が凍結し、処理が難しくなったりして、施工の進捗を妨げる要因がいくつかあります。
そこで、作業を効率化させるMBクラッシャーのアタッチメントを活用することで、天候に左右されない現場作りが可能です。
こちらの採石場では、バケットクラッシャーBF70.2とスクリーンバケットMB-S14をキャタピラー312Cに取り付けて、雪の降りしきる中、寒さをものともせずに、廃石の破砕・分別作業を続けています。
破砕と分別のエキスパートのコンビネーションにより、廃石からサイズ別の砕石を効率よく生み出し、場内整備に有効に活用しました。
雪の中でもスピーディーな作業
雪が降る時期は、資材の凍結を防ぐために粉砕作業を迅速に行うことが重要です。また、雪が降っていても作業が続けられる現場を整備することも大切です。
こちらの現場では、バケットクラッシャーを使って、工場の建て直し工事での発生した解体廃材を処理し、再利用することに成功しました。
現場で処理・再利用が可能な場合、バケットクラッシャーを活用することにより、現場発生材をその場で粉砕し、再利用可能な資材として処理することができます。
バケットクラッシャーBF80.3をリープヘルの油圧ショベル916に取り付け、雪が舞う中、工場の床部分のコンクリートを破砕しました。再生材は、新しい床の基礎材として有効に再利用されました。
MBバケットクラッシャーの活用により得られたベネフィットはこちら。
- 作業時間の短縮:廃材を運搬する必要がなく、現場で即座に再利用できるため、作業時間が大幅に短縮。
- 天候による影響を最小限に:廃材を迅速に処理することで、凍結による処理の遅延を防ぎ、工期内に工事完了。
MBクラッシャーのアタッチメントを活用することにより工事全体の進捗がスムーズになれば、週末に作業を繰り越すことなく、予定通りのスケジュールで作業を完了することが可能になります。
MBアタッチメントなら回送・移動が楽
処理場などから遠く離れた山奥の道路建設工事現場。こちらでは、発生材の処理と新資材の調達が大きな課題となっていました。
現場発生材から再利用可能な材料を回収するため導入されたのは、スクリーンバケットMB-S18。
コマツの油圧ショベルPC290にスクリーンバケットを取り付けて、土砂をふるい分けています。建機に取り付けたまま回送・移動できるという便利な特長が評価され、交通の便が不便な今回の現場に導入されました。
MBスクリーンバケットは、ふるい分け作業とすくい込み作業に最適な設計。底部が笠形状のバスケットは、大きく奥行きもあるため、高い処理能力を発揮します。
そのため、天候による遅れを最小限に抑え、無駄な労力をかけずに工期を守ることが可能です。
MBアタッチメントが効率的な現場をサポート
雪の舞う中でもパワフルに稼働するMBクラッシャーのアタッチメント。現場のニーズに応じた適切なアタッチメントの選択は、天候に左右されない効率的な施工を進める鍵となります。廃材を迅速に処理できるため、工期の遅れを防ぎ、週末にも働かざるを得ない状況を改善することができます。
適切なMBアタッチメントを活用して、天候に左右されず、持続可能で効率的な施工を実現し、週末もゆっくりと休める現場づくりを目指しませんか。
廃棄物処理には許可が必要です。
なお、特定建設資材を用いた建築物等の解体工事、特定建設資材を使用する新築工事等で一定規模以上の工事(対象建設工事)については、特定建設資材廃棄物を基準に従って工事現場で分別(分別解体等)し、再資源化等することが義務付けられています。