お持ちの建設機械を破砕機として使ってみませんか
一般的に、採石現場では大量の廃石が発生し、その処理に多くの時間とコストがかかるため、経済的な恩恵は少ないと考えられています。
でも、それは本当なのでしょうか?今回は、2つの事例を基に、採石場で発生する廃石(ずり)をその場で有効にリサイクルし、廃材から利益を生み出すためのソリューションを、MBクラッシャーがご提案します!
どんなメリットがあるの?
✓ 採石場内の道路の整備に廃石(ずり)を利用すれば、新資材の調達・搬入が不要。また破砕材は路盤材として販売することも可能。
✓ 場内作業道路のメンテナンスに必要な資材は、いつでも現場内で産出することが可能。これにより、必要な箇所をすぐに整備できるようになるため、現場内の安全性が向上。
✓ 工事用道路建設・整備の際に使用する基礎材や埋戻材として利用できる材料を、常に現場内で準備することが可能なため、新資材調達に関わるコストや時間が不要。
バケットクラッシャーの活用で、採石場内のスペースを効率的に管理
最初にイタリア国内で砂岩・石灰岩採石場を管理運営している、Eurocave社の事例をご紹介しましょう。こちらの採石現場では、商品としては販売できない廃石が大量に発生する一方、その処理に高いコストがかかっていました。しかし、バケットクラッシャーBF120.4を導入し、廃石を破砕処理することで、コストの大幅な削減に成功しました。
「MBクラッシャーのバケットクラッシャーのおかげで、廃石を現場で必要な時に破砕し、必要な作業に再利用できるようになりました。現場がイニシアティブを取って、タイミングや量を決定できるのも大きな利点です。」
バケットクラッシャーの導入前は、廃石を場内の一角に集め、山積みにしたまま放置していたため、現場内のかなりのスペースを占拠する形となっていました。破砕機械をレンタルする場合もありましたが、そのためにかかる人件費や設備費が、会社側にとってかなりの負担となっていました。
しかし、バケットクラッシャーBF120.4を導入してからは、廃石を利用価値のある再生材に生まれ変わらせることができた上に、その再生材を新たな収益源として活用できるようになりました。こうしてMBクラッシャーの建機アタッチメント、ジョークラッシャーBF120.4によって破砕された廃石は、採石場内の道路整備に使用され、メンテナンス用の資材を新たに購入・搬入する必要もなくなりました。また、破砕材を路盤用砕石として販売することも可能になりました。
採石現場の安全性向上=管理コストの削減
こちらも、MBバケットクラッシャーの活用によって、採石場内道路の整備にかかる時間とコストの削減に成功された、ギリシャのノルディア・エネルギー社での事例です。最初に導入したのは、バケットクラッシャーBF120.4。導入後、現場で発生した廃石を破砕し、その破砕材を場内の作業用道路のメンテナンス用として、再利用することが可能となりました。
こうしてMBクラッシャーの油圧ショベル用アタッチメント、ジョークラッシャーの高い生産性を実感されたお客様は、採石場内で作業を行うため、2台目のMBジョークラッシャーの採用を決定。
MBバケットクラッシャーの導入により、現場で路盤材が生産できるようになると、アクセスの悪いエリア内を通る道路のメンテナンスも可能になりました。また破砕した発生材を、販売用の骨材生産として活用できるようにもなりました。現場にある建設機械に、バケットクラッシャーを取り付け、廃石をリサイクルすることで、廃材を利用価値のあるものに変えることができたのです! MBバケットクラッシャーを導入することで;
✓ 採石場内で、必要に応じてすぐに道路整備ができるため、ダンプトラックの運転手のみならず、車両自体にとってもより安全な現場の提供が可能
✓ 常に道路のメンテナンスが行き届いているため、運搬車両のタイヤの摩耗を遅らせることが可能
✓ 必要なサイズの資材調達にかかる時間とコストを大幅に削減
✓ 大型機械の搬入・設置や、そのレンタルにかかる費用の削減
✓ 廃材の管理・処理費の削減と場内事故の低減
✓ 現場で発生した廃石を、そのまま場内外で再利用できるため、環境に優しく、サスティナブルな事業が実現