インフラ整備:サプライチェーンの影響による納入遅滞を避けるには?

資材不足に関する課題が発生した場合、「とにかく再利用可能なものを最大限に活用」することが解決のカギとなります。

お持ちの建機にMBアタッチメントを取り付けるだけで、その課題をクリアできます。

人とモノと街をつなぎ、経済活動を活性化させ、人々の生活をより豊かにするためには、サプライチェーンの構築とインフラ整備が欠かせません。そして、そのコストは年々増加しています。また今日では、世界情勢の影響が物流にも波及し、世界規模での資材不足による納入遅滞が発生し、問題が更に複雑化しています。

このような状況を打開されたお客様の事例をご紹介しましょう。

80kmに渡る砂漠でのトレンチ工事


土砂をふるい分けるスクリーンバケットMB-S18

こちらは南米チリにある、アンデス山脈の鉱山都市セロネグロの現場です。80kmも続く掘削工事現場で、Doosanの油圧ショベルDX225LCにスクリーンバケットMB-S18を取り付け、土砂のふるい作業がおこなわれました。

課題:溝の掘削時に発生した土砂を再利用する

アタッチメント導入の成果:

  • 埋戻し材購入のコストカットが実現した
  • アクセスの悪い工事現場に新材を搬入するための時間とコストを節約できた
  • 工期内に工事が完了できた
  • 現場で発生した掘削土をその場で地産地消することにより、土壌汚染の課題を解消できた

お持ちの建機を活用することで、資材不足の課題をクリアすることができます。また、こうして掘削土を適切に処理し、混入物を取り除くことができれば、現場内や工事間での再利用が可能です。限りある資源としての土砂を有効利用してみませんか。


市街地における配水管布設工事


スクリーンバケットMB-S18が掘削土をふるい分けている様子

モロッコ南西部にある港町アガディールでの事例をご紹介します。 こちらでは、町を横断する配水管の布設工事がおこなわれました。現場に導入されたのは、スクリーンバケットMB-S18。キャタピラー315Cに取り付けて使用されました。

課題:掘削工事で発生した土砂を効率的かつ安全な方法でふるい分ける

アタッチメント導入の成果:

  • 掘削土をふるい分けることができ、均一した土の入手が可能となった
  • 工期内で工事が完了できた
  • 厳しい現場条件の下での手作業がなくなり、安全な施工が実現した

作業のスピードアップを図ってみませんか?


人と街とを結ぶ鉄道、新路線の建設


バケットクラッシャーでコンクリートまくらぎを破砕(動画前半)<br/>スクリーンバケットで掘削土をふるい分け(動画後半)

鉄道路線の新設・延伸によって、利便性が向上し、人やものの移動が活発になると、観光振興をはじめとする地域経済全体の発展につながります。

こちらは、インドの鉄道建設工事の様子です。スクリーンバケットMB-S18をSanyの油圧ショベルSY220に取り付け、線路沿いの現場内でふるい分け作業をおこないました。

一方イタリアでは、日立の油圧ショベルEX215に同じくスクリーンバケットMB-S18を取り付け、採石場内で資材を選別しています。選別後、そのまま直接ダンプトラックに積込むこともできるため、作業効率もアップしました。

課題:現場にあるものを再利用して、コストを削減する

アタッチメント導入の成果:

  • 現場発生材をその場で分別・選別処理し、再利用することで、工事全般でのコストカットが実現できた
  • 廃棄物だと思われていたものの再利用が可能となった
  • 資材が必要な現場で処理し、そのままリサイクルが実現できた

鉄道インフラ関連の請負工事はありませんか?


線路のメンテナンス工事におけるコスト削減

鉄道の保守工事でも、現場発生材のリサイクルは可能です。

ポーランドの首都ワルシャワでは、首都と周辺地域を結ぶ鉄道の保守工事がおこなわれ、現場にバケットクラッシャーBF70.2が導入されました。アトラスのホイールショベル1604に取り付けて、劣化したまくらぎを破砕。処理された破砕材は、新たなバラスト道床敷設時の路盤材として、再利用されました。

インフラ整備の効率化を推進するには、現場にあるものを最大限活用し、再利用するのが一番の解決策です。 MBクラッシャーに、お気軽にお問い合わせください!


  • 廃棄物処理には許可が必要です。なお、特定建設資材を用いた建築物等の解体工事、特定建設資材を使用する新築工事等で一定規模以上の工事(対象建設工事)については、特定建設資材廃棄物を基準に従って工事現場で分別(分別解体等)し、再資源化等することが義務付けられています。

    また、建設発生土は廃棄物処理法に規定する廃棄物には該当しませんが、産業廃棄物に適合するものが混入している場合は、それを除去しない限り、残土として有効利用することはできません。