採石場での作業をもっとシンプルに

世界各地の採石場で、様々な鉱物資源が採取されていますが、その際に共通する課題は主に2つあります。

  • 採掘した鉱石の処理方法
  • 収益の向上

MBクラッシャーは、採石場での作業を常にサポートし、コスト削減と収益向上の実現に向け、ご希望のアタッチメントをご提案します。 ここで、採石現場での事例をご紹介しましょう。

砂岩

こちらの現場では、スクリーンバケットMB-S18をコベルコSK220SDに取り付けて、原石をふるいにかけ、岩石をサイズ別に分けています。 採掘したばかりの原石にはサイズにばらつきがありますが、掘削した岩石を必要に応じたサイズにふるい分けることで良質な砕石が生産でき、その場で路盤材や建設資材として使用できるようになります。

MBクラッシャーのアタッチメントは、建機に取り付けその油圧の力を利用して作動します。そのため、既に何台もの建機を保有している採石場においては、簡単に導入できるアイテムだと言えます。

石膏

ここで、ツインヘッダーMB-R900を導入後、作業効率が向上した事例をご紹介しましょう。 石膏の採石場で削り取った岩石を、砕石プラントに運搬しそこで処理するため、ツインヘッダーを導入したところ、以前よりも小さいサイズで削り取ることが可能になり、プラントの処理能力もアップしました。 ここで採取された岩石は、塗り壁材として製品加工後販売されています。

MBアタッチメントは建機に取り付けて使用するため、建機オペレーターの方ご自身で簡単に操作することが可能です。

露天掘りの銅鉱山で活躍しているのは、バケットクラッシャーBF120.4とスクリーンバケットMB-S18。CAT336Dに取り付けて、鉱山で発生する廃石を破砕し、その後スクリーンバケットMB-S18で砕いた廃石をふるい分けています。 細かいズリは、主に火薬を設置するせん孔の隙間を埋める際に利用されます。というのも、隙間を埋めることで、正確で効率的に発破させることが可能になるからです。一方、その場で選別された大きいサイズの廃石は、鉱山までの道路建設工事の際に活用することになりました。

MBアタッチメントの連係プレーのおかげで、どんな現場においても、生産性の高いパフォーマンスを得ることができます。


インド南部のお客様の事例です。こちらの炭鉱では、採取した石炭の粒径を揃える必要がありました。しかし、自走式破砕機では砕石サイズの調整が難しく、ニーズに応じた製品化ができませんでした。

そこで導入したのが、MBクラッシャーのロータリースクリーニングバケットMB-HDS320です。現場の建機に取り付けて使用するだけで、石炭火力発電所での使用に必要な、1時間あたり50〜60tという石炭生産量を、安定して供給できるようになりました。