スクリーンバケットで“ゴミ”を資源に
日本の道路や橋、水道、下水道などのインフラは、高度経済成長期に整備されたものが多く、築50年以上を迎える施設が年々増えています。それに伴い、解体や改修工事の需要は今後も継続的に増加すると見られています。
こうした現場で今重要視されているのが、現場における分別です。廃材や掘削土を現場内で分級・再利用することで、搬送量およびCO2排出量の低減やコスト削減、作業の安全性向上につながります。その手段の一つとして注目されているのが、建設機械用アタッチメントの一つ、スクリーンバケットです。
今回は、MBクラッシャーのスクリーンバケットを活用し、“ゴミ”を資源として再生している3つの現場をご紹介します。
分けることで、価値が生まれる
最初にご紹介するのは国内の事例。こちらではコベルコ SK135SRにスクリーンバケットMB-S14を取り付けて、大きさの異なる廃棄物をふるい分け、リサイクル可能なものと廃棄するものとを分別しています。
廃棄工程の前に分別することで、後工程の手間を減らし、回収材の付加価値を高めています。
MBクラッシャーのスクリーンバケットは、バケット底部が笠形状で、奥行きがありメッシュ面積が広いため、高い処理能力を発揮します。
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掘った土を、もう一度使う
地中海の楽園とも言われる、スペインのイビザ島。こちらでは、CAT 428にスクリーンバケットMB-S10を取り付けて、掘削土の分級をおこなっています。
土の中から石をふるい分けることで、細かい土と石材をそれぞれ再利用できる状態に処理しています。廃棄物として搬出する量を抑え、現場内で循環利用することで、環境負荷の低減と作業効率の向上を両立しています。
コンガラ混じり土砂を効率的に処理
最後に、解体工事現場で発生したコンクリートガラが混じった土砂を分別処理している様子をご覧ください。ヤンマー SV100にスクリーンバケットMB-S14を取り付けて使用しています。
ふるい分けをおこなうことで、再利用可能な土砂とガラを効率よく分別し、作業全体の流れをスムーズにしています。人の手による選別を減らし、現場の負担軽減にもつながっています。
MBスクリーンバケットには各サイズの網目が揃っているので、用途に応じた分級がおこなえます。材料を大きさ別に選り分ける必要がある場面では、欠かせないアタッチメントです。
使い道は、現場で決まる
廃棄物を適切に分別することで、それまで「ゴミ」とされていたものが、再利用可能な資源として活かされます。スクリーンバケットを用いた現場内の分別は、搬出前に材料の行き先を整理できるため、無駄な運搬や処理を減らすことにつながります。
解体や改修工事が増える中、現場で分け、現場で使い道を決めるという考え方は、これからの作業の在り方として広がりつつあります。
スクリーンバケットは、そんな現場の工夫を支える道具の一つです。
廃棄物処理には許可が必要です。
なお、特定建設資材を用いた建築物等の解体工事、特定建設資材を使用する新築工事等で一定規模以上の工事(対象建設工事)については、特定建設資材廃棄物を基準に従って工事現場で分別(分別解体等)し、再資源化等することが義務付けられています。
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