壊して未来をつくる

「壊して未来をつくる」ってどういうこと?

簡単に言えば、古くなった建物などを解体し、そこで生まれたものを再生材として未来の建築に活用することです。

老朽化した建物やインフラの更新が進むなか、解体や建設の現場では「壊すこと」を未来につなげる取り組みが広がっています。建設機械の電動化や省エネ運転、CO2削減の工夫など、環境に配慮した技術も着実に進んでいます。建設は環境を損なう作業ではなく、次の世代のための基盤を整える役割を担っています。

この流れを後押ししているのが、建設機械用アタッチメントによる現場での再資源化です。建設副産物をその場で破砕し、再利用できる形にすることで、運搬や処理にかかる負担を軽減できます。今回はMBクラッシャーのアタッチメントを活用し、壊して未来をつくっている3つの事例をご紹介します。

壊しながら資源を残す 〜解体と再資源化を同時に〜

はじめにご紹介するのはフランスの解体工事現場です。こちらでは、コンクリート製の家屋の解体作業が進められています。取り壊す際に圧砕機としてデモリッションクラッシャーを用い、発生したコンクリート塊をバケットクラッシャーで破砕していきます。

コンガラを再資源化する2つのクラッシャー

直接取り壊しをおこなっているのはデモリッションクラッシャーMB-PT1650。コマツ PC210にMB-PT1650を取り付けて、コンクリートガラをある程度小さくしたら、バケットクラッシャーBF70.2を使って、さらに細かく破砕し、サイズを整え、再利用可能な再生材を生成します。

現場内での処理・再利用が可能な場合、発生材をその場で再資源化できるため、処理場への持ち込み量を減らし、貴重な資源の循環活用を促します。結果的に、環境保全に貢献するだけでなく、作業効率の向上と処理コストの削減にもつながります。


現場で発生するコンガラの再資源化をサポートします。お気軽にご相談ください!



現場でつくる資源 〜古い道路から新しい道路へつなぐ〜

次は、道路改修工事で撤去したコンクリートをバケットクラッシャーで破砕し、その場で再生路盤材を生成している現場です。

コンクリートを破砕するバケットクラッシャーBF80.3

CAT 320にバケットクラッシャーBF80.3を取り付け、発生材を現場内で破砕し、再び道路建設に使える再利用できる再生路盤材を生み出しています。

現場で発生した廃材から次の工事に利用可能な再生材を生成できるため、資源の循環有効活用に加え、運搬距離の短縮によるCO2排出量の低減、そして、コスト削減にもつながっています。

壊した資源を別の現場へ 〜道路から鉄道への橋渡し〜

別の道路工事現場では、工事で発生したアスファルトコンクリートをバケットクラッシャーで破砕し、その再生材を鉄道建設の路盤材として利用しています。

アスファルトコンクリートを破砕するバケットクラッシャーBF135.8

バケットクラッシャーBF135.8をリープヘルの油圧ショベルに取り付けて、現場発生材を砕き、鉄道新路線建設工事で使用する再生路盤材を生成。処理コストと廃棄物の量の削減に成功しました。

異なる現場の間で資源が循環することにより、新しいインフラと古いインフラをつなぐ「資源の橋渡し」が実現しています。

壊す技術が、未来を支える

アタッチメントを適切に使うことで、現場での再資源化がより身近になります。コンクリート塊を即時に破砕して再利用できれば、単にコストを削減するだけでなく、資源の循環を現場レベルで支える大きな意味を持ちます。

壊す作業は終わりではなく、未来につなぐ工程のひとつです。

現場での再資源化に取り組む事業者にとって、アタッチメントは“壊す道具”ではなく、“次の時代を準備するツール”になりつつあります。MBクラッシャーのアタッチメントを導入して、あなたもその一歩を体感してみませんか。

廃棄物処理には許可が必要です。
なお、特定建設資材を用いた建築物等の解体工事、特定建設資材を使用する新築工事等で一定規模以上の工事(対象建設工事)については、特定建設資材廃棄物を基準に従って工事現場で分別(分別解体等)し、再資源化等することが義務付けられています。

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