MBアタッチメントの活用:
ミニサイズの力を侮るな

「大は小を兼ねる」とはよく言ったものの、建設現場ではその逆もまた然り。特に、現代の多様化するニーズに応えるためには、ミニサイズの建設機械アタッチメントの存在が重要です。

例えば、建物の中での作業、住宅密集地やアクセスの悪い現場など、限られた空間での作業においては、小型アタッチメントの方がむしろ効率的です。

コンパクトながらも多機能、狭いスペースでの操作性や精度を大幅に向上させる、MBクラッシャーのアタッチメントを活用して、工事現場の効率向上とコスト削減を同時に実現しませんか。

屋内でも楽々取り壊し作業

建物の内部での解体作業など、大きな機械を持ち込めない屋内での作業。 そんな場面で真価を発揮するのが、MBクラシャーの小型グラップル。狭い室内空間でも、安全かつ効率的に取り壊しや移動作業をおこなえます。

屋内で取り壊し作業をするグラップル

こちらの倉庫では、MBグラップルをキャタピラー302に取り付けて、間仕切り壁を解体しているところです。現場の作業スペースが限られていたため、小型のMB-G450が最適と判断し、導入。間仕切り壁を少しずつ取り壊し、能率的にトラックの荷台に積み込んでいきます。

MB-G450は、MBグラップルシリーズの中で、3〜6tのミニショベルに取り付け可能なコンパクトサイズ。このため、作業スペースが限られている現場や、こちらの現場のように閉所空間内の現場でも、多様なものの仕分け・積込み・移動作業を効率的におこなえます。工事のスピードが上がり、コスト削減にもつながります。



限られたスペースでも高効率

都市部の狭い路地や建物間の工事、あるいはアクセスの悪い現場では、大型機械の設置・操作が難しいことが日常茶飯事。

そこで、小回りが利き、精度の高い作業を可能にする、ミニサイズのMBバケットクラッシャーが課題をクリアする様子をご紹介します。

石を砕くバケットクラッシャーMB-C50

離島。海に面した岩壁での作業。限られた作業スペース。道という道がなく、ところどころ傾斜での作業が求められる。こんな悪条件が重なった現場でも効率よくコンパクトに働いているのは、バケットクラッシャーMB-C50。 ボルボのコンパクトショベルEB706に取り付けて現場で発生した岩石を破砕し、破砕材は盛土として有効に利用されました。

バケットクラッシャーMB-C50は、7〜8tの油圧ショベルに取り付けて使用できます。

住宅地でのガーデニング

住宅地における工事で特に気を使うこと?

安全は当然のこと、騒音や振動、埃など、近隣の住民に対する配慮ではないでしょうか。

こちらの個人住宅の造園工事現場では、MBクラッシャーのロータリースクリーニングバケットシリーズの最小モデルを活用して、造園に再利用する予定の土の選り分けを行っています。

土を選り分けるロータリースクリーニングバケットMB-HDS207

ロータリースクリーニングバケットMB-HDS207をコベルコのミニ油圧ショベルSK28に取り付けて、個人住宅の造園工事に伴って発生した掘削土を選り分けています。

ふるい用ロータリーRQ15をセットして、スペースの限られた空間でも、コンパクトでスピーディーなふるい作業を実現。

こちらの現場で使用されたロータリースクリーニングバケットMB-HDS207は、1.3〜2.8tのミニ油圧ショベルに対応しています。

MBクラッシャーのアタッチメントなら、コンパクトで低振動・低騒音のため、近隣への影響を最小限に抑えながらの作業が可能です。

ミニサイズで最大の成果

ミニサイズだからこそ、

  • 狭小空間での高い操作性
  • 細かな作業や複雑な動きが求められる現場での効率性向上
  • 運搬の容易さ

といったメリットを活かし、大きな成果を得ることが可能です。

「大は小を兼ねる」とは限りません。むしろ、狭い現場や精密な作業が求められる場合には、ミニサイズの建設機械アタッチメントが最適です。

次世代の建設現場で効率と成果を最大限に引き出すために、コンパクトなMBアタッチメントの活用を再検討してみてはいかがでしょうか。



廃棄物処理には許可が必要です。
なお、特定建設資材を用いた建築物等の解体工事、特定建設資材を使用する新築工事等で一定規模以上の工事(対象建設工事)については、特定建設資材廃棄物を基準に従って工事現場で分別(分別解体等)し、再資源化等することが義務付けられています。