建設現場『三つの密』の回避

MBクラッシャーがお手伝い その2

MBアタッチメントを利用した、現場における『三つの密』回避対策についてご紹介します。

4月17日に国土交通省が公開した「建設現場『三つの密』の回避等に向けた取組事例」では、感染拡大防止の徹底と作業員の健康管理要請について具体的な実施方法が紹介されています。

さて、MBクラッシャーのアタッチメントを使うことによって、どのように感染拡大防止ができるのでしょうか。

まず何より、現場作業における密接した作業を回避し、対面距離を確保できます。

なぜなら、MBクラッシャーのアタッチメントは建機に取り付けて使用するため、建機を運転するオペレーター1人による破砕・ふるい分け・選別作業が可能だからです。

バケットクラッシャーBF120.4をキャタピラー336に取り付けて、ガラを破砕中。
バケットクラッシャーBF120.4をキャタピラー336に取り付けて、ガラを破砕中。

そして、アタッチメントは建機に取り付けたまま、ダンプに乗せて現場まで移動することができます。

バケット式のアタッチメントでマテリアルを直接すくい入れて破砕やふるい分けをするので、投入用の別の建機は不要です。

日立の油圧ショベルに取り付けたスクリーンバケットMB-S18がふるい分け。
日立の油圧ショベルに取り付けたスクリーンバケットMB-S18がふるい分け。

また、廃材に鉄くずが混ざっていても、手作業で排除する必要はありません。例えば、鉄筋コンクリートを破砕すると、破砕されたコンクリートとともに分離された鉄筋もそのまま下に落とされます。バケットクラッシャーに専用マグネットを取り付ければ、別の作業員の手を借りずに、鉄くずの回収が可能です。

バケットクラッシャーBF90.3をキャタピラー336Fに取り付けて、コンクリートまくらぎを破砕し、鉄は専用マグネットで回収。

MBクラッシャーのアタッチメント使用には、補助オペレーターを必要としないため、現場の安全を確保しつつ、効率の良い作業ができます。

もし『三つの密』を回避する必要がなかったとしても、もともと高い安全性と優れたパフォーマンスを保証するMBアタッチメント。

MBクラッシャーは、様々な状況に対応し、個々の現場のニーズを見極め、最適なソリューションをご提案することで、安全で生産性の高い現場作りのお手伝いをします。

<関連リンク先>

国土交通省ホームページ:『新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態措置の対象が全国に拡大されたことに伴う工事等の対応について』 PDF