狭い現場こそチャンス
コンパクトな建機×アタッチメントが都市工事を変える
人手が足りない!
作業スペースが限られている!
安全第一だが、作業効率化も必須!
都市部の工事現場では、こうした声が日常のように聞こえてきます。
限られた条件の中で、安全に、効率よく、そして環境にもやさしく――。そんな難しい課題に応える存在としていま注目されているのがコンパクトな建機とアタッチメントの組み合わせです。
小回りが効き、省人化を実現しながら、CO2削減や廃棄物の適正処理にもつながる――。都市の工事現場にぴったりの新しい選択肢です。
精度も効率も妥協しない ― ドラムカッター
屋内でのコンクリート改修工事。ポリウレタン樹脂系塗料使用コンクリートを削り取る必要がありました。しかし、大型機械を入れるのは難しく、手作業では効率が悪い。そこにドラムカッターMB-R500を導入し、クボタのミニ油圧ショベルに取り付けて、狭い空間でも安定した精度で作業を完了しました。
屋内でコンクリート床を削り取るドラムカッター
MBクラッシャーのドラムカッターの最小モデルMB-R500は、3.5〜11tの油圧ショベルに対応。
狭い空間でも効率よく、しかも精度の高い切削作業をおこないます。使い方も簡単で、作業の安全性と効率化を同時に実現します。
狭い現場での解決策をお探しですか。まずは一度ご相談ください!
小さな現場の大きな戦力 ― グラップル
市街地の道路脇や住宅街での管路敷設工事は、作業スペースが限られます。今回ご紹介するのは、ごく小規模な排水整備工事の現場です。こちらではグラップルMB-G350をコマツのミニ油圧ショベルに取り付けて活用することで、U字溝を効率的に設置していきました。
U字溝を配置するグラップルMB-G350
グラップルを使えば、掴む・持ち上げる・運ぶといった動作を一台でカバー。作業員を減らしても効率を落とさず、現場全体をスムーズに回せるため、現場の負担を軽減する武器になっています。
グラップルMB-G350もシリーズ最小モデル。1.3〜2.6tのミニ油圧ショベルに対応しています。コンパクトとはいえ、広い開口幅と高い精度で効率的な作業をおこないます。落下防止安全弁が備わっているため、現場で働く人の安全を確保します。
また、2本配管用の電気系キットを装着することにより、2本配管の建機に取り付けて360°全旋回が可能です。
廃材を“資源”に変える ― バケットクラッシャー
最後にご紹介するのはドイツの解体現場です。こちらのお客様は、通常取り壊し作業に大型建機を使用していますが、中間処理場が遠く、廃棄物の運搬・処理コストが高いのが悩みでした。
そこで、自社が保有するミニ油圧ショベルにバケットクラッシャーMB-C50を取り付けて、現場内でコンクリートガラを破砕処理することで課題をクリアしました。
コンガラを砕くバケットクラッシャーMB-C50
バケットクラッシャーMB-C50もシリーズで最もコンパクト。6.5〜10tの油圧ショベルに対応しています。小型ながらも、高い処理能力を提供します。
発生材を現場内で処理できる場合、MBバケットクラッシャーを使用することにより、現場における再資源化が可能です。再生材を適正かつ有効に活用できれば、運搬コストや廃棄量を減らせるため、経済性と環境性の両立が実現します。
都市部の工事にぴったりの組み合わせ
「狭いから仕方ない」「人手が足りないから難しい」――そうした常識を覆すのが、コンパクトな建機とアタッチメントの組み合わせです。
現場で働く人の安全を守り、人手不足を補い、環境負荷を減らす。都市部の厳しい条件をプラスに変える“次の一手”として、世界各地の現場で導入が広がっています。
あなたの現場でも、このパワーを体感してみませんか。
廃棄物処理には許可が必要です。
なお、特定建設資材を用いた建築物等の解体工事、特定建設資材を使用する新築工事等で一定規模以上の工事(対象建設工事)については、特定建設資材廃棄物を基準に従って工事現場で分別(分別解体等)し、再資源化等することが義務付けられています。