土木・解体でも地産地消が可能
国土交通省が令和3年6月1日〜5日に行った主要建設資材需給・価格動向調査によると、骨材(砂、砂利、砕石、再生砕石)の需給動向は「普通」でした。
とはいえ、骨材・細骨材の安定的な確保については依然として現場の課題となっています。
公共事業・民間事業にかかわらず、骨材調達に関する問題で工事を止めるようなことは避けなくてはなりません。国によっては現在資材不足により、現場がストップしかねず、不安定な状況になっている所もあります。
そんな苦しむ現場から生まれたソリューションが、建設副産物のリサイクルです。
現場で発生する廃棄物は適正に処理することで、現場内や工事間で再利用できる資材となります。住宅地や山奥など現場の条件に関わらず、廃棄物の減量化やリサイクルにより現場の効率化・収益率向上が実現可能です。
MBクラッシャーのアタッチメントを現場で使用している建機に取り付けることで、建設副産物を再資源化できます*。
現場で発生した建設副産物を適正に分別・破砕すれば、再利用可能な再生材を作り出すことが可能です。
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地産地消が可能な場合は、廃棄物の運搬・処理コストと新資材調達コストの削減と同時に作業時間の短縮ができ、事業者にとって大きな経済的メリットがあります。
メリットは?
1.再生材を自社で調達
ベラルーシの事例をご紹介します。
現場で発生した廃材を、スクリーンバケットMB-S18で選別し、バケットクラッシャーBF70.2で砕き、質の良い再生材を自社で生産することに成功*。再生材は有効に活用されます。
- 資材納入の遅れによって工事がストップすることなく、
- 完成予定日までに工事が終了したばかりか、
- がれきから再生材を生み出すことで、地産地消を実現しました。
2.廃棄物の運搬・処理コストを削減
東欧のセルビアの現場では、使用中の油圧ショベルにバケットクラッシャーBF80.3を取り付け、解体工事で発生した廃棄物を砕いています。 鉄筋の長さや厚さなど条件によりますが、鉄筋コンクリートを破砕する際に使用できる場合もあります*。 適正に分別・破砕して得た再生材は、路盤材として近辺の道路工事現場で有効に活用しました。
- 廃棄物の処理と運搬にかかるコストと時間を削減
- 別の事業で使用する資材の購入費をカット
3.作業の効率化により時間を短縮
集合住宅の取り壊し工事で、壁を直接取り壊しながら様々な廃棄物を仕分けていくグラップルMB-G900。仕分け・集積作業を安全かつ正確に素早くおこないます。
MBグラップルの強みは掴み精度の高さ。爪を閉じる力wを加減調整できるため、ものを正確にしっかり掴みます。
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再利用可能なものを回収し、環境保全にも貢献
MBクラッシャーのアタッチメントの活用により、建設副産物を再資源化することで廃棄量を減らすことができます。そのため、場外搬出のためのダンプトラックの使用が減り、ほこり・騒音・二酸化炭素排出量が低減します。このようにして、自然環境と周囲に配慮した施工が可能です。
業界全体で循環社会形成が推進されている今、それに向けての真摯な取り組みの姿勢が各企業に求められています。
(*) 廃棄物処理には許可が必要です。なお、解体現場等で発生する建設副産物は材質別に分別することが義務付けられています。