廃材のリサイクル

MBクラッシャーのアタッチメントをご使用の建設機械に取り付けて、低コストの廃材リサイクルを実現。

MBクラッシャーアタッチメントによるリサイクル

アタッチメントを導入するメリット

  • 新材調達費を減らせる
  • 作業時間を短縮できる
  • 運搬コストを削減できる
  • すぐに使える質の高い再生材を生産できる

各現場のそれぞれのニーズに適したソリューションが現場にメリットをもたらした、MBクラッシャーのアタッチメント導入事例をご紹介します。

良質な再生材の生産

フランスでは、745戸もの新設住宅の建設計画に伴い、農産物流通の合理化の役割を担っていた古い農道の再整備と雨水排水用管路敷設のための掘削工事が行われました。


JCB JS240 に取り付けたバケットクラッシャーBF80.3が石灰岩を破砕中

掘削作業で発生した掘削土の大部分をその場でリサイクルしました。スクリーンバケットMB-S18で土砂をふるい分け、分別した石はバケットクラッシャーBF80.3で砕いていきました。

このようにして得られた再生材は、その後すぐ雨水排水用管路敷設に有効利用されたため、現場発生材の管理・処理・運搬に関わるコストを減らし、埋戻し材調達費の削減にも成功しました。

「出したものを元の場所に戻す」ことは、工事現場でも実践可能です。

作業時間の短縮

イタリアのかかと、プーリア地方では土砂崩れにより部分的に崩落した橋の復旧工事が行われました。復旧工事には、崩れた橋のがれきを適正に処理して再利用。


バケットクラッシャーBF80.3をケースCX240Dに取り付けてコンガラを破砕

MBアタッチメント導入のメリットは、作業時間の短縮と廃棄物運搬コストの削減のみならず、MBバケットクラッシャーとMBスクリーンバケットの活用により得られる再生材の質の高さにもあります。

基準に従って適正に分別・破砕された再生材は、復旧工事で必要とされる路盤材として、再びその場で有効利用されます。

無駄を出さない復旧工事。古い橋から新しい橋が誕生しました。

コスト削減

ごく狭いスペースで行われていた、ブルガリアの古い家屋の取り壊し工事。


バケットクラッシャーMB-L160が解体発生材を破砕

そこで、バケットクラッシャーMB-L160を導入。すでに現場で稼働中のバックホーローダCase6に取り付け、コンガラを砕いていきます。バケットで直接すくい込んで破砕していくので、簡単かつスピーディーに作業が進みます。破砕して得られた良質の再生材は新築の基礎工事に再利用されます。現場で発生した廃材をリサイクルして現場内で再利用できるため、処理や運搬にかかる時間も費用も節約でき、新資材を購入する必要もなくなりました。時間の短縮のみならずコストの削減にも成功。

工事コストの削減と作業の効率化により、無駄ゼロの現場が誕生しました。


*廃棄物処理には許可が必要です。また、解体現場等で発生する建設副産物は材質別に分別することが義務付けられています。