木の枝や伐採木などの木材

アクセスの困難な森林や山中で、木の枝や伐採木・倒木を片付けたり、現場を整備したりするのはなかなか簡単ではありません。

そんな場面では、安全な仕分け・積み込み作業をスピーディーに効率よくおこなうMBクラッシャーのグラップルが役に立ちます。活用事例をご紹介します。

グラップルMB-900をニューホーランドMH 36に取り付けて、木や枝などを除去。イタリアにて。

2018年に発生した暴風雨により甚大な被害がもたらされた北イタリアの森林。広範囲にわたって森の木という木がなぎ倒されました。 倒木・折木によってふさがれてしまった林道から木や枝を可能な限り迅速に撤去する必要がありました。 そこで導入されたのがMBグラップル。 サメ歯型先端刃に付け替えて使用し、正確かつ素早く倒木等の除去作業をおこないました。

材質や形状の異なる物でも正確かつ確実に掴み運べるMBグラップルを活用することで、復旧・復興作業をサポートできます。

グラップルMB-G600をJCBのJS130に取り付けて、灌木や枝などを回収中。イタリアにて。

あるいは、洪水対策としても活用できます。 こちらの現場では川に落ちてしまった灌木や枝などを河底から回収し、川を清掃・整備しています。

河川を清掃し、川の流れを整えることで、氾濫防止につながります。

働く人の安全を確保するには現場を整理した状態にしておくことが重要です。現場の片付けにもMBクラッシャーのグラップルは最適なツールです。

グラップルMB-G600をリープヘル311に取り付けて、伐採枝を撤去中。

強力なグリップ力と精度の高い柔軟な動きで、枝を確実に掴み、正確に仕分け、積み込みます。 整理整頓された現場では安心して仕事を進めることができます。

また、木材の処理にはMBツインヘッダーも活用可能です。特別な機械を使用しなくても、油圧ショベルに取り付けるだけで、ウッドチップの生産から根の切削も容易におこなえます。