解体廃材・建設副産物

「建設副産物」とは、建設工事に伴い副次的に得られる物品であり、再生資源および廃棄物を含むものとされています。アスファルト・コンクリート塊やコンクリート塊は原料として利用の可能性があるものとして再生資源に該当します。解体工事、改築工事、掘削工事など、土木・建設工事に携わる事業者には、現場で発生する廃棄物の適切な取扱が求められています*。廃棄物の抑制への取り組みはもとより、排出・処理にかかるコストも大きな負担となっています。

そこで、建設副産物を適正に処理*して有効に活用するためのソリューションをMBクラッシャーがご提案します。MBバケットクラッシャーとMBスクリーンバケットは、まさに廃棄物の再資源化のために誕生しました。現場内や自社で建設副産物をリサイクルすることにより、廃棄量・排出量を減らし、運搬・処理コストを削減することが可能です。

コンクリート、鉄筋コンクリート、土砂、岩石の混じった土、レンガ、瓦、コンクリート柱、漆喰、ブロック、アスファルト、建設発生土など、現場で発生する様々な廃棄物は、MBクラッシャーのアタッチメントを使うことで価値のあるものに変わります。

MBアタッチメントを現場にある建機に取り付けて、操作は建機のオペレーターさんにお任せ。

• MBバケットクラッシャーなら用途に応じて破砕サイズを簡単に調整可能。上下刃間サイズを調整することで、破砕材の大きさが変えられます。
• 破砕処理されたものをMBスクリーンバケットでふるい分ければ、破砕材を大きいものと細かいものとに選別できます。質の良い、粒の揃った再生砕石・再生骨材が得られます。

徐鉄用マグネットはバケットクラッシャーにもスクリーンバケットにも装着可能。マグネットは鉄筋やピアノ線、鉄クズ等を回収し、安全に徐鉄作業がおこなえます。

一方、湿ったもの、濡れたもの、湿気で固まっているものなどを選別するなら、ロータリースクリーニングバケットが便利です。土の塊を砕いたり、土を取り除いたりと、多量の材料の処理を短時間で効率的におこないます。破砕にはバケットクラッシャー、破砕前後の選別処理にはスクリーンバケット、といったように異なるMBアタッチメントを併せて活用することで、作業時間のさらなる短縮とコスト削減が実現可能です。適正に処理して得られた再生材は、路盤材、盛り土、埋戻し材、コンクリート骨材、再生アスファルト骨材等として有効に活用されます。

現場で重いものや大きなものを仕分けしたり積み込んだりする場合には、MBグラップルが最適です。回転式グラップルはヘッド部分が傾斜しているため抜群の操作性を発揮。安全バルブ搭載により、大きさや形状にかかわらず、対象物をしっかり確実に掴んで安全に移動させます。